ワンダリング・リペア！

* 第三回 *

* 第四回 *

* おまけ *

　　「またまたまたやってきたよ、ワンリペ何でも質問箱の返答コーナー！」

「おかげさまでもう三回目……皆さん、応援ありがとうございます」.....

　　「さて、それじゃ早速今回の質問を見ていきますか！」

群馬県：邪妖精さん
Ｑ．	ジョニーさんのお店の商品が安いのは、使用済みだからという話を聞いたのですが本当ですか？嘘だと言ってよ、ジョニー！！

　　「誰だあ、そんな根も葉もねえ噂を流したファックな野郎はーーっ！！」

「あの……ということは、事実無根なんでしょうか？」.....

　　「当たり前よ。うちの商品が安いのは、十数年をかけて築いた頑強なパイプがあるからだ！」

「そ、そうですよね。商売で大切なのは誠実さ……ですよねっ」.....

　　「使用しちまったものはハナから店に並べねえしな。
　　真の宝玉は眠るからこそ価値がある……そうだろ、ガール？」

「あ、えっと……そう、かも……です」.....

　　「偽装表示はないってことね。邪妖精さん、安心してバンバン買って大丈夫よ」

「バンバン買いあさるのもどうかと思うけどね……」.....

岐阜県：風見鶏さん

Ｑ．

『ワンリペ何でも質問箱』を楽しく拝見しました。
そこでふと思いついたのですが、青葉谷学園の美少女率は何パーセントなのでしょうか？
もし「１００％だ！」と強弁する方がおられましたら、主人公を始め全男子生徒を美少女装させて、
この学園の黒伝説をまた１ページ塗りつぶしてください。
むろん教職員もまた、全員美少女装させてください。学園長ならやってくれると信じています。

　　「どの子も、みーんなかわいいよね？」

「はい。いつも小奇麗でおしゃれな人ばかりですよ」.....

　　「なーんて、当の女の子であるあたしたちが言っても説得力ないわね」

「じゃあ男の子に答えてもらうことにしよう！」.....

　　「とは言っても、もう答えは出てるじゃん？　うちの学園の美少女率は──」

「０％だね」.....

　　「ええぇーーーっ！！　なんでなんで！？」

「点と線だけならまだしも、高さまで備えてるからさ！　三次元ってだけで８０点は減点だね！」.....

　　「特殊すぎる基準で語るんじゃねえよ！
　　さすがに１００％とは言わねえけど、全体のレベルはなかなかのもんだろ」

「えっと、あの……人によって価値観は違いますから、.....
数値で表せないってことでいいでしょうか？」.....

　　「それでいいわ。はっきり出しちゃうと何かとしこりが残りそうだし」

「うーん、じゃあ男子の女装もなしだね」.....

　　「そう？　僕が個人的にしてあげてもいいんだけど……」

「おまえはもう何もしゃべんな！」.....

徳島県：帰ってきた男kenny さん

Ｑ．

う、うぅ……、前回は酷い目にあいました……。だ、だがしかし、あきらめませんよ～！
ハーレムENDはなくともせめて女性陣みんながお風呂に入っているところを拝みたい……。
瞬間、ワンシーンでいい、レジェンドをこの手に！
萩介、頼、史博、一緒にレジェンドを拝もう！ジョニー、ケイロヴ、力を貸してくれ！

　　「…………」

「…………」.....

　　「っていうかこれ、質問じゃなくて要望じゃないの！　しかも卑猥な類の！」

「むうぅ～～、kennyさんはエッチなことばっかり言ってくるね」.....

　　「あの……やっぱり、サービスしなきゃダメなんでしょうか？」

「……そうね。ここまで熱心に頼んでくるんだから、応えてあげましょうか」.....

　　「ええぇ～～っ、お風呂入るのぉ……？」

「今回は人員を二人追加するわ」.....

　　「なんだあ？　ようやく帰ってきたのにまた行くのかよ？」

「それが任務だというなら仕方があるまい」.....

　　「ガタイのでかい野郎（史博除く）ばっかで風呂かよ……」

「裸の付き合いってやつだよ。のぼせるまで語り明かそうか、ふふふふふ……」.....

　　「さあ、しっかりとレジェンドを作ってきてね」

「あわわわ……kennyさん、また逃げてーーーっ！！」.....

群馬県：邪妖精さん

Ｑ．

修繕屋の方々がお仕事中に食べたものや、掬ったボールとかの代金って何処から捻出しているのですか？
…まさか食い逃げ！？

作品中は制約のせいで殆ど発揮できていないようですが、レベル２の方々の戦闘力はどの位なのでしょう？
とりあえずセピアよりワスレナが強いのはガチのようですが…。

　　「食い逃げとは心外な。
　　我々修繕屋は、人間社会を混乱させるような行為を進んで行ったりはしない」

「でも例外はあるわ。例外だってあるわ」.....

　　「ちょ、ちょっと何よその視線は！？　アタシは騒ぎを起こしたことなんてありませんよーだ！」

「責任追及は今行うべきことではない。質問への回答だが、修繕屋の活動資金は……」.....

　　「アタシらが目覚めたときに、金銭価値のあるものが一緒に生成されてるんですよーだ！」

「うむ。その時々によって品は異なるが、大抵は貴金属だな。それを換金して資金としている」.....

　　「一度５０００円分の商品券だったことがあったけど、
　　あのときはどうしようかと思ったわ。どうしようか悩んだわ」

「さて、次は我々の戦闘力についてだが…….....
レベル２はあくまでも対人戦を前提としたユニットだ」.....

　「格闘家相手なら勝てるけど、動物相手だと圧倒されるかもしれないわ。野生動物は手強いわ」

「そんなことないですよーだ！　アタシにかかれば戦車だってただの鉄屑なんだから！」.....

　　「戦い方によっては、な。何も真正面から立ち向かうばかりが戦いではない」

「力で不足する部分を知恵で補うのは、私たちも人間と同じ。人間と同じことだわ」.....

結論：さすがのケイロヴでもグリズリーには敵いません。あしからず。

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　「よし、今回もなんとか無事に終わったわね」

「ねえねえ、それでワスレナはどれくらい強いの？」.....

　　「モンスター相手にしてるくらいだから、相当なもののはずよね？」

「あ、えっと……呪いは実行するまで時間がかかりますから、.....
面と向かっての勝負では弱いです……」.....

　　「国民的人気の青ダヌキと同じわけね。
　　能力は最強クラスなのに、試合形式だと激弱っていう……」

「青い……タヌキですか？」.....

　　「わからないなら気にしない！　今回はここまで、また質問をよろしくお願いする～～～っ！！」

「？？？？？」.....

と、いう事で『何でも質問箱』は次回で最終回！たくさんのご応募ありがとうございました！