第５回　　「アガリ」について
	いよいよこの麻雀講座も最終回ですぞ。名残惜しいですが 早速アガる為の説明をさせていただきましょうかの。 アガリの形には「ロンアガリ」と「ツモアガリ」の ２種類があるのです。 前回ご説明いたしました「テンパイ」の状態で 相手の捨て牌を使えば「ロンアガリ」 自分で引いてくれば「ツモアガリ」となります。 それぞれ細かなルールがありますのでしっかり覚えて おいて下され。

ロンアガリ

「鳴き」同様に、相手の捨て牌を貰ってくる方法です。 これでアガると、そのアガリ牌を捨ててしまった人から点数を取ることが 出来ます（４人打ち）。 尚、もし自分がこのときまでに一度でもそのアガリ牌となる牌を 捨ててしまっていては、アガることが出来なくなります。 （ルール設定により変更可能） また、リーチをかけた状態で相手がアガリ牌を捨てたのを見逃して しまっても、同様にその牌でアガることが出来なくなります。

ツモアガリ

自分の引いてくる牌で４面子１アタマを揃えるアガリ方です。 ４人打ちの場合は他の３人全員から点を取ることが出来ます。 リーチをかけた状態、つまり一度も鳴かずにアガれば さらに役が増え、高得点もねらえますぞ。 門前清自摸和（メンゼンチンツモホー）、通称「ツモ」。 鳴かず（門前）、自分で引いて（自摸）、アガった（和）場合に つく役です。ロンでアガるより、ツモでアガった方が １翻多く貰える可能性があるのです。自分一人の 力で牌を集めたご褒美ですな。

おまけ
	さて、折角ですので最後にちょこーっとだけ「役」のご説明でも いたしましょうかの。比較的狙いやすい簡単な役をいくつか 抜粋させていただきますが、後々の大きな役へのステップ でもあります故、覚えておいて損はないですぞ。
対々和（トイトイホー、通称トイトイ）
数牌、字牌どちらでも可 カンをしてもOK
同じ牌３枚を４組揃えるだけで成立する上、ポンをしてもOKですぞ。 とにかく同じ牌を集めるだけでポンも可能とあれば、使い勝手はかなり良いはずです。 　ちなみにカンは４枚ですが、他の３枚一組と同じ扱いになりますので可能ですぞ。
（タンヤオチュー、通称タンヤオ）
トイトイでもあるタンヤオ ポンとチーをしているタンヤオ
４面子１アタマすべてに、１，９，字牌がなければOKです。 これもポン、チー、カンが可能ですので、狙いやすいですぞ。
七対子（チートイツ）
特殊な形ではありますが、最も覚えやすい役かと。２枚７組揃えればアガれます。 ポンやチーをしたら不可能ですぞ。また同じ牌４枚は２枚２組とは数えられ ませんので御注意下され。
役の基本は「出来るだけ同じ牌を揃える」ことです。手持ちの牌の並びを見て 綺麗な揃い方をしていれば、きっと何かしらの役がつくはずですぞ。

さて、ここまでお付き合いいただき感謝いたしますぞ。
これで一通り麻雀の流れはご説明いたしましたが、少しでもお役に立てれば
幸いですぞい。

ここまで読んでもまだわからない！という方は ご意見等、こちらまで送ってくだされ。

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